アスレティックトレーナー 年収ってなんぼ？

アスレティックトレーナー（AT）は、スポーツ選手や一般の人々の体調管理、リハビリ、そしてトレーニング指導を行う専門職です。

アスレティックトレーナーの年収はどのくらいなのか気になる方もいると思います。

ネットで調べてみると平均300〜500万円　と言われていたり、
800万円以上は稼げます！と謳っているサイトもあったりと様々な情報で溢れています。

そこで今回はアスレティックトレーナーの年収について　実態調査の結果も合わせて紹介していこうと思います。

結論から先にお伝えすると・・
働く場所で全然違う。　　　です。

いや、つまんな！！という言葉が聞こえてきそうなので簡単に解説していきます。

そもそもアスレティックトレーナーという資格は、特定の場所で勤務するわけではありません。

例えば看護師なら医療機関に勤めますし、教員ならば学校に務めるのが大半だと思います。

一方でアスレティックトレーナーの現場は様々です。

などなどその他にもたくさんあると思います。

つまり業務内容はもちろんのこと、企業やチームによってのアスレティックトレーナーの価値が大きく違うため、対価としてもらえる給与も大きく変わってくるわけです。

では実際に年収はいくらなのでしょうか。

こちらは日本スポーツ協会が現役のアスレティックトレーナーを対象に行った実態調査のデータになります。

↓は実態調査の一部を引用したものになります。

見ての通り　1万〜100万円　と答えた人が圧倒的でした。

これらは【トレーナー活動のみの年収】になりますから、
実際は、どこかに勤務して土日などにトレーナー活動をする　といった人が多いと予想することが出来ます。

これはトレーナーだけではあまりにも年収が低いためにこういった
「空いてる時間に」という流れになっているのではないかと思います。

日本人の平均年収が約440万円と言われていますが、
トレーナーだけで400万円以上の年収が4人に1人しかいないという現状なのも中々厳しい世界だなぁと思ってしまいます。

フルタイムで勤務する人もいればパートタイムで勤務している人がいるなど、
勤務形態は様々です。

若手のアスレティックトレーナーは、チームでのフルタイムを希望する傾向がありますが、スポーツ業界特有の薄給でブラックな現場に身を置いている人がいるのも事実です。

先ほど　働く場所で全然違う　と言いましたが、私自身も働く環境を変えて
待遇も大きく変化した一人です。

新卒一年目は医療機関での勤務でしたが、年収は200万ちょっと。時間外労働は当たり前でしたが残業代は一円も出ませんでした。

働く先を変えた現在では年収が上がり、業務時間も少なくなりました。
時給換算すると約2倍も上がった状況になっています。

環境が違うだけでこんなにも年収が違いますから、
アスレティックトレーナーの年収は働く場所で全然違う　と言えます。

夢がないなぁと思いきや、年収1000万円を超える人も一定数いるということから
その人の努力次第と言い換えることができるかもしれません。

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