

「うちの子、ドリブルはうまいんだけど、足がちょっと遅くて…」
「1対1になると反応が遅れて、抜かれてしまうんですよね…」
そんな悩み、実はサッカーをしている小学生の親なら“あるある”です。
でもそのまま放っておくと、成長期が過ぎた後では“動きの差”はなかなか埋まりません。
そこでおすすめしたいのが、ラダートレーニング。
一見すると単純なステップ練習に見えますが、実は
✔「反応速度」
✔「切り返しの鋭さ」
✔「姿勢やバランス」
✔「運動神経そのもの」
を鍛える“ジュニア期にこそやるべきトレーニング”なんです。
本記事では、小学生サッカー選手の成長に欠かせないラダートレーニングについて、
- なぜ必要なのか?
- どんな力が伸びるのか?
- どんな器具を使えばいいのか?
- 実際に変化が出た子のリアルな声
…などを、指導現場の視点からわかりやすく解説していきます。
さらに、記事後半では
🟠「おすすめラダー器具」
🟠「家でも使える練習グッズ」
🟠「購入前にチェックしたいポイント」
も紹介していますので、「家で何か始めてみたい」と思っている保護者の方は、ぜひ最後までご覧ください。
第1章:ラダーとは?サッカーにおける重要性
「ラダー」とは、地面に置いて使用する“はしご型のトレーニング器具”のこと。
小学生向けのサッカースクールやJクラブのアカデミーなどでも広く使われており、今やジュニア年代のトレーニングにおいて“定番中の定番”とも言える存在です。
▶ ラダートレーニングって何のためにやるの?
サッカーの試合中、「判断して→動く」までのスピードって、実は足の速さだけでは決まりません。
足の置き方、バランス、反応速度、視線の使い方…。こうした**“神経と身体の連動”**が、動き出しの「キレ」に大きく影響しているのです。
ラダートレーニングは、まさにこの連動性を高めてくれるメニュー。
✅ プレースピードを上げたい
✅ 1対1での切り返しや寄せが遅い
✅ ボールをもらう前の準備ができていない
そんな悩みを持つ小学生サッカー選手にこそ、ラダーは「動ける体」への入り口になります。
▶ 小学生期は“神経系トレーニングのゴールデンタイム”
運動神経は「遺伝より環境」と言われていますが、特に**6〜12歳のジュニア期は“神経系の発達が最も活発になる時期”**です。
つまり、今のこの時期に「速く・正確に・リズムよく動く練習」をしておくことで、
一生モノの“運動の土台”ができあがるというわけです。
Jクラブのアカデミーや強豪ジュニアチームでも、このタイミングを逃さずラダートレーニングを取り入れている理由はここにあります。
▶ サッカーにおけるラダーの「効く場面」
試合シーン | ラダーが活きるポイント |
---|---|
寄せに行く1歩目 | 初速・重心移動の素早さ |
相手のドリブルに反応 | 判断してすぐ動く力 |
ボールを受ける前の準備動作 | 姿勢とステップの効率化 |
ターン・方向転換 | 足の運びと体のバランス |
ラダーは“ボールを使わないトレーニング”ではありますが、
ボールを扱う前に身につけておくべき「土台動作」を磨く道具です。
▶ ラダーは「サッカーセンス」を鍛える第一歩
「ラダーってフィジカルトレーニング?」と思われがちですが、
実際にはもっと**“脳と身体の連動”に働きかけるコーディネーショントレーニング**に近い位置づけです。
- 自分の身体を思った通りに動かす
- リズムよく、無駄なく、俊敏に動く
- 状況に合わせて“判断”して動ける
この「動きのセンス」こそ、後々の技術習得や戦術理解力を支える“ベース”になります。
✅まとめ|“ラダーなんて地味”と思ったあなたの子が伸びるかも
地味なトレーニングに見えて、実は「サッカー脳と体をつなぐ最強の教材」。
ラダーをコツコツ続けている小学生は、
“ただ速い”ではなく“動きが賢い”選手に育ちます。
次章では、実際にラダーをやることで**「どんな力が伸びるのか」**を詳しく解説していきます。
第2章:ラダーで伸びる3つの力
〜小学生サッカー選手が「グッと伸びる」秘密〜
ラダーを使ったトレーニングは、ただ足を速く動かすだけではありません。
サッカーをしている小学生にとって“試合で使える力”をしっかりと育ててくれます。
ここでは、ラダートレーニングによって伸びる代表的な3つの力を解説します。
✅1. 初速と方向転換スピードが伸びる【=プレースピードUP】
サッカーでは「トップスピード」よりも「最初の1歩」が圧倒的に重要。
ボールに追いつけるか、相手より先に寄せられるか――その勝負は、最初の0.3秒で決まることもあります。
ラダーでは、以下のような要素が鍛えられます:
- 足の出し方(前→横→斜め)
- 重心の切り替え
- 接地時間の短縮
- 足裏や指先の感覚
🗣️実際の変化:
「ラダーを始めてから、ドリブル中の加速やストップがすごく良くなった」
─ 小5・サッカークラブ所属
✅2. 判断力と反応速度が伸びる【=“考えて動ける”選手に】
ただ速く動くだけならラダーは不要かもしれません。
でも「色コール」や「数字変換」「音刺激」などのドリルを加えると、ラダーは**“脳トレ”ד俊敏性”**の複合トレーニングになります。
これは、まさに試合中の
- 「パスを出す or 運ぶ」
- 「寄せに行く or 構える」
- 「相手がくる方向を見て反応する」
といった**“判断してから動く”力=認知実行力**に直結します。
🗣️実際の変化:
「ボールが来る前に体の準備ができるようになった」
─ 小4・女子選手
✅3. 姿勢・バランス・体の連動性が伸びる【=ケガ予防&安定プレー】
小学生の多くは、頭が重くて姿勢が崩れやすいです。
走る時にフラフラしていたり、止まる時に転びやすいのは、正しい姿勢・減速・接地ができていない証拠。
ラダートレーニングでは、
- ブレーキの感覚
- 股関節・膝・足首の協調
- 重心を保ったままの移動
などが身につき、プレー中に“ブレない”身体を作ることができます。
🗣️実際の変化:
「1対1で止まった時にバランス崩さなくなった」
─ 小3・保護者の声
📝コラム|“速さの正体”は“賢さ”だった
運動神経がいい子は、実は“動き方が上手”なだけ。
その裏にあるのがラダーで育てる
- 正しいフォーム
- 予測して動く力
- 接地の質
つまりラダーは、「走り方を矯正する」よりも、もっと根本的な**“動ける土台”をつくるトレーニング**なのです。
✅まとめ:ラダーは「動ける賢さ」を鍛える
- 速く動ける
- 賢く判断できる
- ブレずに止まれる
この3つが揃って初めて、“試合で活きるスピード”になります。
そしてそれを育てるのが、まさにラダー。
次章では「子どもの成長に合わせたラダー導入のポイント」をご紹介します。
第3章:年齢別の導入法|何歳でどう始める?
ラダートレーニングは、やればやるほど効果が出る――
そう思って“がんばらせすぎている”保護者や指導者も多いかもしれません。
でも実際は、年齢や発育段階に応じて「やる内容」と「やらせ方」を調整することが非常に大切です。
この章では、小学1年〜6年までの成長に合わせたラダー導入の考え方を解説します。
👟小1〜小2|「動きの体験」を増やす時期
✅ねらい:ラダーに慣れる・遊び感覚で楽しむ
この時期は、“ルール通りに動く”よりも「まずはラダーに親しむ」ことが最優先です。
- ケンケン、ジャンプ、スキップなどの動きをマスに合わせてやってみる
- 失敗してもOK! とにかく体をいろいろに使う経験を重ねる
- 正確さやスピードよりも、“たのしい!”が最重要
📝おすすめメニュー:
- ケンケンパラダー(交互にケンケン)
- 色あてジャンプ(「青」と言われたら青コーンを踏みに行く)
👟小3〜小4|基本ステップ+リズムを覚える時期
✅ねらい:正確に、テンポよく動く感覚を身につける
この頃から「見たステップを真似る」「コーチの言った通りに動く」能力が育ってきます。
つまり、“型を覚える”のに最も適したタイミングです。
- 3歩リズム、インアウト、ワンツーステップなどの基本パターンを反復
- 動きに「左右差」が出やすいので、両方の足でバランスよく
- “テンポよく動く”意識を加えると、リズム感が磨かれる
📝おすすめメニュー:
- インアウトステップ(左右交互の出し入れ)
- スライドステップ(横移動+ターンを加える)
👟小5〜小6|判断・認知を組み合わせて「実戦的」に
✅ねらい:試合で“考えて動ける”力につなげる
この時期は、サッカー自体の理解も進み「なぜこの動きをするのか?」が分かり始める年齢です。
反復だけでなく、ラダーに“判断要素”や“視覚情報”を加えて、実戦的な動きへ近づけることが大切です。
- 色コール・数字変換など、脳と体をつなぐドリルを導入
- 実際のプレーにつながる“切り返し・減速・ターン”も強化
- 動画を撮ってフォームを確認すると効果が倍増!
📝おすすめメニュー:
- 色コーン反応ステップ(指示された色の方向にステップ)
- バックステップ+ターン
- ラダー→ボール受けの連続ドリル
⚠️注意!よくある「やらせすぎ」パターン
NG例 | ありがちなミス |
---|---|
「もっと速く!」と急がせる | フォームが崩れて効果半減、怪我リスクUP |
できる子だけ褒める | 苦手な子が「置いてけぼり」になる |
高度な動きを早く入れすぎる | 体と脳がついていかず混乱・苦手意識に |
✅重要なのは「その子の今の成長段階に合っているか」を見ること。
「上手にできていなくても、頭と体を一緒に動かしているか」が大事なチェックポイントです。
✅まとめ:子どもは“今できること”から伸びていく
ラダートレーニングは、「正確にできるようになってから始める」のではなく、
“できないからこそ始める”ものです。
年齢に合った導入をすることで、
「ラダーって楽しい」→「もっと上手くなりたい」→「やりたい!」
という、自然な学習サイクルが生まれます。
次章では、そんな子どもたちにぴったりな「目的別ラダーメニュー15選」を紹介していきます!
第4章:目的別|おすすめラダーメニュー15選
~「うちの子に合った練習」がすぐに見つかる!~
「ラダーは大事!」と分かっていても、
「どんなメニューをやればいいの?」
「今の課題に合った練習って何?」
と感じる方も多いはず。
この章では、以下の4つの目的別にメニューを分類し、実際にサッカー選手の成長に役立ったものを厳選してご紹介します。
🎯目的①|スピードアップ&初速強化
1. ワンツーステップ
左右両足で「1マスに2回着地」→次のマスへ。
→ 接地時間の短縮とリズム感の向上に◎
2. インアウトステップ
「内→外→内→外」とマスの出入りをリズムよく繰り返す。
→ 接地面の意識/方向転換の基礎に最適
3. ハイスピードラン
1マスずつ片足で素早く「トントントン…」と進む。
→ 足の回転速度とリズムを高める基本トレ
🎯目的②|判断力・反応スピードUP(認知トレーニング)
4. 色コール反応ラダー
進んでいる途中で指導者が「赤!青!」とコール→即座に対応して該当コーンに走る。
→ 試合中の“判断→動作”のスピードを鍛える
5. 数字変換ステップ
「3 → 赤」「5 → 青」など、記憶変換をして色に動く。
→ 認知力+脳の処理スピードを強化
6. 音刺激リアクションラダー
ホイッスルや拍手の音の数によって動きを変える(1音:前進/2音:後退など)
→ 状況に反応するスピード・集中力を向上
🎯目的③|方向転換・切り返しスキル
7. クロスステップ
「足を交差して」マスを横に移動→ターン
→ 身体のひねり+体幹安定の連動トレ
8. サイドステップ&ターン
横に進んで、最後に90度・180度のターン動作
→ サッカーでの“マークの受け渡し”やカバー動作に直結
9. バックステップラダー
後ろ向きでラダーを進む(振り返り禁止)
→ 空間認識力・後退動作の感覚養成に効果的
🎯目的④|姿勢矯正・ケガ予防・バランス強化
10. ローラダーステップ(低姿勢ラダー)
膝を軽く曲げ、腰を落としたままステップ
→ 股関節主導の動き+姿勢保持力UP
11. ピタ止まりドリル
ラダーを終えた瞬間に「ピタッと静止」
→ 減速・ブレーキ感覚と体幹制御を鍛える
12. ケンケンステップ
片足でマス内を跳ねる→左右交互に切り替え
→ 左右のバランス、着地の安定性を強化
🎯応用&複合|“試合に強くなる”連動ドリル
13. ラダー+ジグザグドリブル
ラダーを抜けた後にマーカーをドリブルでジグザグ進行
→ 切り替えスピード・ボールコントロール力UP
14. ミラーステップ(真似っこトレ)
相手や指導者の動きを真似して同じステップを行う
→ 注意力・動作模倣・集中力が鍛えられる
15. ラダー+ジャンプアクション
ラダー終了後に、指定されたマーカーにジャンプタッチ
→ 全身反応力・ジャンプ着地の安定強化
🧠ワンポイントアドバイス|“ステップの正解”は1つじゃない!
子どもたちは「間違ったらどうしよう…」と思うと、動きがぎこちなくなります。
ラダーは“正確さよりも“まず動いてみること”が大事。
特に小学生では「失敗→修正→またチャレンジ」という流れそのものが、神経系トレーニングになります。
✅まとめ:目的に合わせてメニューを選ぶのが「伸びるコツ」
「ただ速く動く」だけではもったいない!
目的を意識してラダーを使えば、
- 試合中の1歩目が速くなる
- ボールをもらう前の“準備”ができる
- 自信を持ってプレーできる
といった変化が自然と現れてきます。
次章では、実際にラダーで成長したジュニア選手たちの“リアルな声”をご紹介します!
第5章:チームや家庭でラダーを習慣化するコツ
~継続こそが“動ける体”をつくる最大の武器~
「ラダーをやるといいのは分かってるけど、続かない…」
「チーム練習では人数が多くてやりにくい…」
そんな悩みをよく聞きます。
でも大丈夫。ラダートレーニングは“続け方次第”で習慣にできます。
🏠 家庭での取り入れ方|毎日続けるためのちょっとした工夫
✅1. 毎日10分だけ、固定のタイミングで
- 朝ごはんの前、夕食前、風呂前…と時間を固定すると習慣化しやすい
- 「○時になったらやる」というルーティン化がカギ
📝Point:
最初は3分でもOK。「短時間×高頻度」の方が効果的です!
✅2. ラダーがなくてもできる!代用品でOK
- 養生テープやマスキングテープで床にマスを作る
- チョークで駐車場に描くのもおすすめ(雨の日はスリップ注意)
📝Point:
「道具がない=できない」と思わなくてOK。やり方次第で工夫できます。
✅3. 親子でゲーム化!“遊び”にすれば続く
- タイムトライアル形式にする(ストップウォッチを使う)
- 「パパに勝ったら1ポイント!」などゲームにして盛り上げる
- ごほうびカードを用意してやる気UP!
📝保護者の声:
「毎日“じゃんけん勝った方が先にやる”とか言いながら笑顔でやってます」
🏫 チーム練習での導入ポイント|“待たせない・飽きさせない”が鉄則
✅4. 1本のラダーで2人同時進行
- ラダーを左右両端からスタートすれば、効率2倍に
- 「入って→抜けたら次!」のローテーションをリズムよく
📝Point:
「待ってる時間が長い=やる気が下がる」を防ぐ工夫が必要です。
✅5. 5分ウォーミングアップとしてルーティン化
- 練習の最初5分で、神経系を“起こす”
- 日によってテーマを変える(例:月曜→スピード、金曜→判断)
📝コーチの声:
「ラダーをやった日の方が、選手たちの立ち上がりがシャープになります」
✅6. ペア制・ミラー制で“連携”を生み出す
- 2人1組で、片方が動き、もう片方が“真似する”トレーニング
- 意識・集中・声掛けの連動性が育つ
📝チーム例:
「AがBに動きを伝える係」「BがAの背中を見て動きを覚える」など、役割交代制も有効
🎯習慣化に効く「継続のアイデア」
工夫 | 効果 |
---|---|
ラダーカレンダーを貼る | 「〇をつける喜び」で継続が視覚化される |
動画撮影して成長を見せる | 子どもが「見返す楽しさ」を感じる |
1ヶ月ごとの“ビフォーアフター”チェック | 明らかな変化がやる気につながる |
✅まとめ:ラダーを“生活の一部”にすることで勝手に伸びていく
子どもは「楽しい」「褒められる」「簡単にできる」が揃うと、勝手に続けます。
だからこそ、ラダーも「トレーニング」ではなく「習慣」にしてしまうのが一番の近道。
- 家での10分
- チームでの5分
- 親子で笑いながらの1セット
それだけで、数ヶ月後の“動きのキレ”が変わります。
第6章:実際に変化が出た選手たちのリアルな声
~「できなかった」が「できた!」に変わる瞬間~
「本当にラダーでサッカーが上手くなるの?」
そう思っている親御さんも多いはず。
でも、続けてきた子どもたちの中には、確かな“変化”を感じた声がたくさんあります。
ここでは、そんな“リアルなビフォーアフター”を紹介します。
👟Case 1|小3男子:ドリブル中に“転ばなくなった”
「1対1で切り返すと、いつもバランス崩して転んでたんだけど、ラダーをやるようになってからピタッと止まれるようになった!コーチにも“体の使い方うまくなった”って言われた!」
─ 埼玉県・少年団所属/週2回ラダー導入
✅変化ポイント:
- 股関節主導の動きが身についた
- 姿勢と止まり方の感覚が育った
- 自信を持って“勝負”できるように
👧Case 2|小4女子:プレーに前向きな“自信”が生まれた
「最初はラダーってよく分からなかったけど、他の子より先にステップを覚えられて、それがすっごくうれしかった!それからドリブルも“自分でやってみよう”って思うようになったよ」
─ 神奈川県・クラブチーム所属/朝練メニューに導入
✅変化ポイント:
- 成功体験の積み重ねが“自己肯定感”に
- ステップの“見せ場”がドリブルやパスにも活きた
🚀Case 3|小6男子:スタートダッシュで“差”がついた
「チームで足が遅い方だったけど、ラダーを毎朝10分やり続けてたら、ダッシュで一番になれた日があって。“え、俺速くなってる!”って初めて思えた」
─ 静岡県・J下部スクール所属/自主練型導入
✅変化ポイント:
- 0.5秒のスタート初速が改善
- 自信がパフォーマンスを引き上げた
- “やれば変わる”ことへの実感
🎯Case 4|中1男子:試合での“準備動作”が滑らかに
「ラダーはサッカーと関係ないと思ってた。でもやってるうちに、ボールを受ける前に“動く準備”がちゃんとできるようになったし、相手の動きも見やすくなった気がする」
─ 千葉県・部活動所属/週2の導入
✅変化ポイント:
- “認知→判断→実行”の速さが明らかに向上
- 守備でも“寄せ”の1歩目が鋭くなった
🏡Case 5|兄弟で続けて“親子の習慣”になった
「最初はラダーをやる意味も分かってなかったけど、弟と一緒に毎朝10分やってたら、自然とできることが増えてて。“前は転がってたステップ、今は止まれるようになったよね”って話すのが楽しくなってきた」
─ 東京都・ご家庭の声/兄弟で自主練習
✅変化ポイント:
- 継続のモチベーションが“家族での共有”に
- 動きの変化を言語化できるようになり、理解も深まった
💬保護者の声(リアルな反応)
🧑🦱お母さん(小4男子・クラブ所属)
「最初は“遊び”くらいに思ってたんですけど、半年後には守備でも攻撃でも動きがシャープになってきて、コーチに“最近動き違うね”って言われて本人が一番驚いてました。」
👩お父さん(小5女子・少年団所属)
「家で練習を習慣にしたくて始めたラダーでしたが、意外にも“親子で勝負”することで継続できています。“1日10分”って言ってたのに、今は自分から15分やってます。」
✅まとめ:変わるのは“スピード”だけじゃない
ラダートレーニングで変わるのは、
✔ 体の動き
✔ 自信
✔ 取り組む姿勢
✔ 習慣の質
など、目に見えない部分が一番大きいのかもしれません。
だからこそ、今日から“たった1マス”でも踏み出してみてください。
変化は、必ずついてきます。
第7章:おすすめラダー器具と購入ガイド
~買ってよかった!が実感できるラダー選び~
「家でラダーやらせてみようかな…でも、どれを買えばいい?」
という保護者の方向けに、小学生サッカー選手に最適なラダー器具を、選び方とあわせて紹介します。
✅ 購入前にチェック!ラダー選びの3つのポイント
チェックポイント | 理由 |
---|---|
① 絡まりにくさ | 収納や持ち運びでストレスが少ないものが◎ |
② 滑りにくい設計 | 屋外・室内でも安全に使用できる素材かどうか |
③ マスの幅調整可否 | 子どもの成長にあわせて柔軟に対応できる |
🥇おすすめ①:Molten スピードラダー(9m)
- ✅ 知名度抜群の安心ブランド
- ✅ 絡まりにくく耐久性も高い
- ✅ マス幅が調整でき、長く使える
🛒 ▶ Amazonで見る
📝 指導者の声:「初めての1本として安心。部活や少年団でも採用されている定番品」
🥈おすすめ②: Rozallyトレーニングラダー ラダー
- ✅ コスパ最強!収納袋付きで扱いやすい
- ✅ 硬すぎず柔らかすぎない素材で踏みやすい
- ✅ 小〜中学年にピッタリのサイズ感
🛒 ▶ 楽天で見る
📝 保護者の声:「兄弟で使っても絡まないし、軽いので玄関にかけておけるのが便利!」
🎒あると便利!ラダー練習“お供アイテム”3選
アイテム | 使い方例 | リンク |
---|---|---|
カラーコーン(4色) | 色コール・判断トレに必須 | ▶ Amazonで見る |
ストップウォッチ | タイムトライアル&集中力UP | ▶ Amazonで見る |
ミニサッカーボール | ラダー×ドリブル応用トレ | ▶ Amazonで見る |
✅まとめ:継続しやすい道具が、結果を引き出す
「道具選びで迷って何もしない」より、
“これならできそう”と思った1本から始めるのが正解です。
- 絡まない
- 滑らない
- 長く使える
そんな1本が、子どもにとっての“習慣のスイッチ”になるはずです。
第8章:Q&A|よくある疑問に答えます
~「本当にラダーって意味あるの?」に答えます~
❓Q1:ラダーって毎日やっても大丈夫ですか?
✅ A:毎日OK。ただし“短く・集中して”が鉄則です。
神経系のトレーニングは筋トレのような疲労が残りにくいので、「1日10分」なら毎日でも問題ありません。
ただし、疲れていたり集中できない日は逆効果になることも。
週3~5回、気分が乗る時間帯に“さっと取り組む”ことをおすすめします。
❓Q2:足が遅い子にも効果はありますか?
✅ A:むしろ“初速”に悩む子には効果絶大です。
ラダーは瞬発的な1歩目やステップのキレを鍛えるのに最適。
トップスピードを上げるのではなく、“出だしで差をつける”タイプのスピードアップが可能です。
特にドリブルや寄せの反応が良くなったという声は非常に多いです。
❓Q3:運動が苦手な子でも取り入れて大丈夫?
✅ A:もちろんOK!ラダーは「できた体験」が積み重なるトレーニングです。
マス目があることで“ゴールが見える”から、運動が苦手な子にもハードルが低いのが特徴。
最初はゆっくりでも、続けるうちにステップを自然に覚えていくので、自己肯定感の向上にもつながります。
❓Q4:ラダーとボールトレーニング、どっちを優先すべき?
✅ A:両方やるのが理想。でもラダーは“動きの土台”です。
ボール操作はもちろん重要ですが、それを支える“動き方”や“姿勢”が身についていないと、技術も伸びにくいです。
特に小学生のうちは「ラダーで土台→ボールで応用」の順が効率的です。
❓Q5:いつ効果が出ますか?目安は?
✅ A:週3回で約3〜4週間後に「動きが変わった」と実感する子が多いです。
「転ばなくなった」「1歩目が速くなった」など、小さな変化が最初のサインです。
続けることで“無意識のうちに動ける”ようになるのが最大のゴールです。
❓Q6:やり方を間違えると逆効果になりますか?
✅ A:フォームの崩れた反復は“悪いクセ”になりやすいので注意!
たとえば…
- つま先でなく“ベタ足”でステップしている
- 視線が下がりすぎている
- 膝が内側に入りすぎている(ケガリスク)
週に1回は動画でフォームチェックする or 保護者が声かけするなど、“質の確認”をしながら継続するのがベストです。
✅まとめ:不安を超えるのは“まず1歩踏み出すこと”
「意味があるのか?」「続けられるのか?」と悩む気持ちこそ、
ラダーを始める“いちばんの理由”かもしれません。
小さな1ステップから、
✔ 動きが変わる
✔ 自信がつく
✔ 試合が楽しくなる
すべての変化は“1本のラダー”から始まります。
コメント