名古屋グランパスおめでとう!!
2024年11月2日、ルヴァンカップ決勝は激闘の末に名古屋グランパスがアルビレックス新潟を制し、優勝を果たしました。
試合は2-2のまま延長戦に突入し、最終的にはPK戦での決着へ。
新潟の2人目、長倉選手が枠は外し、
5-4で名古屋グランパスが優勝する形となった。
総評:データ以上の気持ちのこもった試合だった
今回の決勝戦は、データ以上の「気持ち」が随所に見られた一戦となりました。
90分間では決着がつかず、延長戦、そしてPK戦にまでもつれ込む壮絶な展開の中、両チームとも体力を限界まで使い果たしました。
特に、ベテラン選手の意地や若手選手の熱意が、最後までボールに食らいつく姿勢を生み出していました。
さらに、120分間にわたり体力を駆使してフィールドを駆け巡った選手たちのパフォーマンスは、観戦者にとっても印象的で、まさに「気持ちのこもった試合」として記憶に残るでしょう。
走行距離
名古屋グランパス
背番号 | ポジション | 名前 | 出場時間(分) | 走行距離(km) |
1 | GK | ランゲラック | 120 | 8.219 |
20 | DF | 三國 ケネディエブス | 120 | 13.806 |
24 | DF | 河面 旺成 | 120 | 13.143 |
34 | DF | 内田 宅哉 | 120 | 14.067 |
14 | MF | 森島 司 | 90 | 11.145 |
15 | MF | 稲垣 祥 | 120 | 16.095 |
2 | MF | 野上 結貴 | 80 | 9.145 |
27 | MF | 中山 克広 | 40 | 6.448 |
33 | MF | 菊地 泰智 | 40 | 6.334 |
5 | MF | 吉田 温紀 | 15 | 1.940 |
55 | MF | 徳元 悠平 | 90 | 10.752 |
66 | MF | 山中 亮輔 | 30 | 3.541 |
8 | MF | 椎橋 慧也 | 105 | 13.864 |
11 | FW | 山岸 祐也 | 45 | 6.321 |
18 | FW | 永井 謙佑 | 80 | 8.544 |
7 | FW | 和泉 竜司 | 75 | 9.530 |
77 | FW | キャスパー ユンカー | 30 | 3.702 |
チーム合計 | 156.596km |
アルビレックス新潟
背番号 | ポジション | 名前 | 出場時間(分) | 走行距離(km) |
21 | GK | 阿部 航斗 | 120 | 5.116 |
25 | DF | 藤原 奏哉 | 120 | 15.078 |
3 | DF | トーマス デン | 6 | 1.040 |
42 | DF | 橋本 健人 | 120 | 14.831 |
45 | DF | 稲村 隼翔 | 120 | 13.807 |
5 | DF | 舞行龍ジェームズ | 114 | 12.213 |
11 | MF | 太田 修介 | 65 | 7.804 |
17 | MF | ダニーロ ゴメス | 55 | 6.764 |
19 | MF | 星 雄次 | 55 | 8.290 |
30 | MF | 奥村 仁 | 48 | 7.268 |
6 | MF | 秋山 裕紀 | 120 | 15.825 |
7 | MF | 谷口 海斗 | 72 | 8.348 |
8 | MF | 宮本 英治 | 65 | 8.731 |
14 | FW | 長谷川 元希 | 65 | 8.392 |
16 | FW | 小見 洋太 | 48 | 7.378 |
27 | FW | 長倉 幹樹 | 55 | 8.182 |
99 | FW | 小野 裕二 | 72 | 9.192 |
チーム合計 | 158.259km |
スプリント回数
名古屋グランパス
背番号 | ポジション | 名前 | 出場時間(分) | スプリント回数(時速25km) |
1 | GK | ランゲラック | 120 | 0 |
20 | DF | 三國 ケネディエブス | 120 | 9 |
24 | DF | 河面 旺成 | 120 | 6 |
34 | DF | 内田 宅哉 | 120 | 15 |
14 | MF | 森島 司 | 90 | 14 |
15 | MF | 稲垣 祥 | 120 | 9 |
2 | MF | 野上 結貴 | 80 | 9 |
27 | MF | 中山 克広 | 40 | 15 |
33 | MF | 菊地 泰智 | 40 | 7 |
5 | MF | 吉田 温紀 | 15 | 3 |
55 | MF | 徳元 悠平 | 90 | 10 |
66 | MF | 山中 亮輔 | 30 | 6 |
8 | MF | 椎橋 慧也 | 105 | 3 |
11 | FW | 山岸 祐也 | 45 | 8 |
18 | FW | 永井 謙佑 | 80 | 21 |
7 | FW | 和泉 竜司 | 75 | 14 |
77 | FW | キャスパー ユンカー | 30 | 4 |
チーム合計 | 153回 |
アルビレックス新潟
背番号 | ポジション | 名前 | 出場時間(分) | スプリント回数(時速25km) |
21 | GK | 阿部 航斗 | 120 | 0 |
25 | DF | 藤原 奏哉 | 120 | 8 |
3 | DF | トーマス デン | 6 | 2 |
42 | DF | 橋本 健人 | 120 | 16 |
45 | DF | 稲村 隼翔 | 120 | 7 |
5 | DF | 舞行龍ジェームズ | 114 | 4 |
11 | MF | 太田 修介 | 65 | 14 |
17 | MF | ダニーロ ゴメス | 55 | 12 |
19 | MF | 星 雄次 | 55 | 5 |
30 | MF | 奥村 仁 | 48 | 13 |
6 | MF | 秋山 裕紀 | 120 | 7 |
7 | MF | 谷口 海斗 | 72 | 9 |
8 | MF | 宮本 英治 | 65 | 7 |
14 | FW | 長谷川 元希 | 65 | 11 |
16 | FW | 小見 洋太 | 48 | 6 |
27 | FW | 長倉 幹樹 | 55 | 11 |
99 | FW | 小野 裕二 | 72 | 5 |
チーム合計 | 137回 |
名古屋はベテラン組が総力で牽引
この試合において、名古屋グランパスのベテラン勢がチームを引っ張りました。
32歳の稲垣祥選手は120分間フル出場し、16.095kmという驚異的な走行距離を記録しました。
この数値は両チームの中でトップであり、稲垣選手のフィジカル的な持久力の高さを証明しています。
試合の最終局面であるPK戦でも、彼は1人目のキッカーを任され、冷静にゴールを決めてチームに貢献しました。
さらに、35歳の永井謙佑選手もベテランらしい気迫を見せ、21回のスプリントを記録。
これは試合全体で最も多い数であり、特に前線からの守備やプレスバックは、新潟の選手たちに大きなプレッシャーを与えることとなりました。
また先制点も決め、ストライカーとしての役割も果たす結果となりました。
永井選手の粘り強いプレーは、若手選手たちにも士気を高める効果があり、フィールド上での模範的なリーダーシップを発揮しました。
新潟は若き才能が躍動
アルビレックス新潟は、若い選手たちの才能が光る場面が多く見られました。
特に、22歳の小見洋太選手は後半27分から途中出場し、その後の試合展開に大きなインパクトを与えました。
まず、終了間際にPKを獲得し、自ら冷静に決めて2-2の同点に持ち込みました。
さらに延長戦では、1点ビハインドの状況でスルーパスに反応し、同点となる3-3のゴールを決めました。
小見選手の果敢なプレーと得点力は、試合の流れを二度も引き戻し、チームの士気を大いに引き上げました。
惜しくもPK戦で敗れてしまいましたが、小見選手が見せた闘志とプレーは、新潟の未来を担う選手として大いに期待が寄せられています。
史上最高のルヴァンカップとなった
今回のルヴァンカップ決勝戦は、試合の展開や個々のプレーのレベルの高さからも「史上最高」と称賛されるにふさわしい内容でした。
ベテランと若手が一体となって、限界まで戦い抜いたこの試合は、サッカーの魅力を存分に表現したものと言えます。
特に、両チームの選手たちが最後まで走り抜き、激しい攻防を繰り広げたことで、試合は一層見ごたえのあるものとなりました。
この激戦は、サポーターにとっても忘れられない瞬間となったことでしょう。
名古屋グランパスのフィジカル的な安定感と新潟の若手の勢いが組み合わさり、サッカーの素晴らしさが詰まった試合として、歴史に刻まれることになりました。
コメント